転職エージェントを使わない決断

転職リアル体験記

この記事は、私のリアルな体験記。人の転職をのぞき見したいというあなたに向けて発信します。

ナミ
ナミ

私は、転職サイトでの転職も経験しました

今回のテーマは転職エージェント

転職をはじめる際、まずは転職エージェントに相談するのがおすすめです。と、多くの経験者が口にし、多くのサイトではそのように書いてあるのではないでしょうか。

かくいう私も転職エージェントを利用して転職を成功させていますが、一番初めの転職の際には転職エージェントを断り転職サイトの転職を経験しました。その時の経験をお話します。

転職サイトと転職エージェント

そもそも違いについて。こちらはリクルートエージェントのサイトにこのように記載されています。

転職エージェントとは、転職支援のプロであるキャリアアドバイザーが、企業と求職者の間に立ち、希望や条件、将来的な目標などをもとに、最適な求人を紹介し、選考対策や企業との日程調整などを行うことで転職活動をサポートするサービスです。利用は無料です。

転職サイトとは、インターネットなどで求人を掲載しているサービスです。一般的に、さまざまな業界・職種の求人が数多く掲載されており、求職者自身で人材を募集している企業を検索・選択し、希望や条件に合う企業に直接応募することができます。

https://www.r-agent.com/guide/article8078/

さすが、わかりやすいですね。

転職エージェントを使用する最大のメリットは非公開求人です。企業からすると求人していることを公開すること自体がリスク、だからこそ採用に関する情報は秘密にしておきたいわけです。転職サイトにはない求人情報が豊富にあり、自分に合わせてアドバイザーが紹介をしてくれるわけです。

心強いアドバイザー、豊富な情報が手に入る、しかも利用料がかからない、と言われたらやはり使わない手はないわけですね。

私、転職エージェント断りました

私が最初の転職でエージェントを断った理由は、希望しない高収入の職種を強くお勧めされたことが原因です。

なぜエージェントがそのようにアドバイスしてきたのか、それにはまずエージェントがどのようなビジネスなのか仕組みについてお話します。

エージェントの場合、紹介した人が採用されると企業からその年収の約30%分の金額が成功報酬として支払われます。紹介した人の年収が高いほうが、エージェントの報酬も高くなるわけです。多くの場合、年収をあげたいと思う転職希望者が多いのでwin winになる場合が多いのです。

私の場合、当時MRとして働いていましたが、これまでと違った経験をしたい・経営の勉強をしたいと思い、年収が下がることを覚悟してベンチャー企業への転職を希望していました。

エージェントから「MR資格も持っているのにもったいない、MRとして転職すべき」とのアドバイスを受け、方向性が違うことから自力で探すことを決めました。こうなったのは、きちんと希望を的確に伝えられていなかったことが原因です。とはいえ、相手もできるだけ大きな報酬を受け取りたいわけですから、そもそもかみ合わなかったのかもしれないです。

こうならないためには、しっかりと転職の軸を持つ、納得するまで深く話し合うべきであったと思います。これはその後の転職で活きた反省です。

転職サイトでの転職ってどうなの?

自力で探すことを決め、転職サイトで様々な企業の情報を探しました。気になる企業を自分で調べて【お気に入り】にして、また探してという繰り返し。当時の私は、この作業自体が視野が広がって新鮮でした。

転職サイトは転職希望者が【お気に入り】を押すと企業側にも伝わるようになっていて、企業側からは【応募歓迎】という形で転職希望者に興味があることを伝えることができるようになっています。

2社目のベンチャー企業に入ることになったきっかけはまさにこの仕組みでした。珍しい形の観光ベンチャーに興味をもち【お気に入り】を押したら、即レスで【応募歓迎】が返ってきました。そして、そのままエントリー⇒書類選考⇒面接と進んでいきました。

転職先の業種を広く考えたかった私にはこの転職サイトでの転職は良かったなと思っています。


これがリアルな転職体験談です。

私の場合は、転職で年収が下がってもやむを得ないという覚悟があったので、エージェントとうまくかみ合わず、むしろ業種を広く検討したいニーズもあったので転職サイトがハマりました。

この経験を経て、さらに転職している私ですが、その際はエージェントを利用しました。反省を活かして、しっかりと自分のこれまでのキャリア・希望条件・転職後のビジョン・不安に思う事を話し合いました。転職を検討中のあなたも、エージェントとはしっかりと話をすることをお勧めしたいです。そして成功をつかみ取ってほしいです。

このお話が少しでもあなたのお役に立てたならうれしいです。

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